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ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 K.40は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した3番目のピアノ協奏曲。第1番、第2番と同様、他者の作品の編曲である。 ==概要== 第3番も、第1番から第4番までのピアノ協奏曲と同様、他者のソナタからの編曲で、西方への旅行から帰国した直後に第2番に続いて、1767年の7月にザルツブルクで作曲された。 第1楽章はレオンツィ・ホーナウアーのソナタ(作品2の1)の第1楽章、第2楽章はヨハン・ゴットフリート・エッカルトのソナタ(作品1の4)の第1楽章、第3楽章はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのチェンバロのための小品集の曲「ボヘミア人 "La Boehmer"」(Wq.117の26)の転用であるが、モーツァルトは恐らく、曲想に合わせてトランペットを加えた。 第1楽章のみモーツァルト自作のカデンツァ(K.624(626aII-c))が残されている(第3楽章は原曲の曲調のためかカデンツァは付けられていない)。 手稿譜は他の3曲と共にクラクフのヤギェウォ大学に所蔵されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピアノ協奏曲第3番 (モーツァルト)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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